aboutsummaryrefslogtreecommitdiffstats
path: root/docs/docs/stable/mcc-help/ja/drakboot.xml
diff options
context:
space:
mode:
Diffstat (limited to 'docs/docs/stable/mcc-help/ja/drakboot.xml')
-rw-r--r--docs/docs/stable/mcc-help/ja/drakboot.xml162
1 files changed, 162 insertions, 0 deletions
diff --git a/docs/docs/stable/mcc-help/ja/drakboot.xml b/docs/docs/stable/mcc-help/ja/drakboot.xml
new file mode 100644
index 00000000..52896389
--- /dev/null
+++ b/docs/docs/stable/mcc-help/ja/drakboot.xml
@@ -0,0 +1,162 @@
+<?xml version='1.0' encoding='utf-8'?><section xmlns="http://docbook.org/ns/docbook" xmlns:ns5="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" xmlns:ns4="http://www.w3.org/2000/svg" xmlns:ns3="http://www.w3.org/1999/xhtml" xmlns:ns2="http://www.w3.org/1999/xlink" xmlns:ns="http://docbook.org/ns/docbook" xml:id="drakboot" version="5.0" xml:lang="ja">
+ <info>
+ <title xml:id="drakboot-ti1">システムの起動を設定する</title>
+
+ <subtitle>drakboot</subtitle>
+ </info>
+
+ <mediaobject>
+ <imageobject>
+ <imagedata format="PNG" xml:id="drakboot--boot-im1" align="center" fileref="drakboot--boot.png" revision="1"/>
+ </imageobject>
+ </mediaobject>
+
+ <para>BIOS ではなく UEFI のシステムをお使いであれば、ユーザ インターフェースは少しだけ異なり、ブート デバイスは明らかに EFI システム
+パーティション (ESP) となります。</para>
+
+ <mediaobject>
+ <imageobject>
+ <imagedata fileref="drakboot--boot2.png"/>
+ </imageobject>
+ </mediaobject>
+
+ <para>このツール<footnote>
+ <para>このツールはコマンド ラインから開始でき、<emphasis role="bold">drakboot</emphasis> を root
+として入力します。</para>
+ </footnote> ではブート オプション (ブート ローダの選択,
+パスワードの設定, 既定の起動項目など) の設定が行えます。</para>
+
+ <para>これは Mageia コントロール センターの起動タブで見つかり、"システムの起動を設定" と書かれています。</para>
+
+ <warning>
+ <para>何をしているのかを正確に分かっていないのであればこのツールを使用しないでください。幾つかの設定を変更するとお使いのマシンが二度と起動しなくなる可能性があります!</para>
+ </warning>
+
+ <para>最初のパートは<guilabel>ブート ローダ</guilabel>と呼ばれ、BIOS を使用している場合は、<guibutton>使用するブート
+ローダ</guibutton>を Grub, Grub2, Lilo の中から選択することができ、グラフィカル メニューとテキスト
+メニューも選択できます。これは単に好みの問題で、他に重要なことはありません。また、<guibutton>起動デバイス</guibutton>も設定することができ、ここは上級者以外は変更しないでください。この起動デバイスはブート
+ローダがインストールされた場所で何か変更を行うとお使いのマシンが起動しなくなる可能性があります。</para>
+
+ <para>UEFI システムでは、ブート ローダは <guilabel>Grub2-efi</guilabel> となり、これは /boot/EFI
+パーティションにインストールされます。この FAT32 でフォーマットされたパーティションはすべてのインストール済みのオペレーティング
+システムに共通のものです。</para>
+
+ <para>二番目のパートは<guilabel>メイン
+オプション</guilabel>と呼ばれ、<guibutton>既定のイメージが起動するまでの秒数</guibutton>を秒単位で設定できます。この時間だけ、Grub
+や Lilo は起動可能なオペレーティング システムの一覧を表示し、あなたによる選択を促します。どれも選択されない場合、ブート
+ローダはその時間が経過すると既定の項目を起動します。</para>
+
+ <para>三番目で最後のパートは<guibutton>セキュリティ</guibutton>と呼ばれ、ブート
+ローダにパスワードを設定することができます。これは起動時に起動エントリを選択するか設定の変更を行う際にユーザ名とパスワードが訊かれることを意味します。ユーザ名は
+"root" でパスワードはここで選択されたものです。</para>
+
+ <para><guibutton>上級</guibutton>ボタンでは幾つかの追加の設定が行えます。</para>
+
+ <para><guibutton>ACPI を有効にする</guibutton>:</para>
+
+ <para>ACPI (Advanced Configuration and Power Interface)
+は電源管理の標準です。これは使用されていないデバイスを停止することでエネルギーを節約でき、これは APM
+より前に使用されていた方式でした。お使いのコンピュータが ACPI に対応している場合はこのボックスをチェックします。</para>
+
+ <para><guibutton>SMP を有効にする</guibutton>:</para>
+
+ <para>SMP は Symmetric Multi Processors を表し、これはマルチ コア プロセッサ向けのアーキテクチャです。</para>
+
+ <note>
+ <para>ハイパー スレッディング対応のプロセッサをお持ちの場合、Mageia はこれを二つのプロセッサとして扱い、SMP を有効にします。</para>
+ </note>
+
+ <para><guibutton>APIC を有効にする</guibutton> と <guibutton>ローカル APIC
+を有効にする</guibutton>:</para>
+
+ <para>APIC は Advanced Programmable Interrupt Controller を表しています。Intel APIC
+システムには二つのコンポーネントが存在し、ローカル APIC (LAPIC) と I/O APIC
+があります。後者は割り込みを管理し、周辺のバスからプロセッサ内の一つ以上のローカル APIC に受信します。これはマルチ プロセッサ
+システムにおいて非常に有用です。幾つかのコンピュータは APIC システムで問題が発生し、フリーズや不正確なデバイス検出 (エラー メッセージ
+"spurious 8259A interrupt: IRQ7") を引き起こすことがあります。この場合、APIC やローカル APIC
+を無効化します。</para>
+
+ <mediaobject>
+ <imageobject>
+ <imagedata fileref="drakboot1.png"/>
+ </imageobject>
+ </mediaobject>
+
+ <para><guibutton>次へ</guibutton>の画面は選択したブート ローダによって異なります。</para>
+
+ <itemizedlist>
+ <listitem>
+ <para>Grub Legacy もしくは Lilo の場合:</para>
+
+ <para>この場合、起動時にすべての選択可能なエントリの一覧を見ることができます。既定の項目はアスタリスクが付いています。メニュー
+エントリの順番を変更するには、上下矢印をクリックして選択された項目を移動します。<guibutton>追加</guibutton>もしくは<guibutton>変更</guibutton>ボタンをクリックした場合、ブート
+ローダのメニューに新しいエントリを追加したり既存の項目を編集したりするための新しいウィンドウが現れます。これらのツールを用いるには、Lilo もしくは
+Grub についてよく知っている必要があります。</para>
+
+ <mediaobject>
+ <imageobject>
+ <imagedata fileref="drakboot2.png"/>
+ </imageobject>
+ </mediaobject>
+
+ <para><guilabel>ラベル</guilabel>フィールドは自由に記述でき、ここにはメニューに表示したい内容を記述します。これは Grub の
+"title" コマンドに相当します。例: Mageia3</para>
+
+ <para><guilabel>イメージ</guilabel>フィールドはカーネルの名前を含みます。これは Grub の "kernel"
+コマンドに相当します。例えば /boot/vmlinuz です。</para>
+
+ <para><guilabel>root</guilabel> フィールドはカーネルが保存されているデバイス名を含みます。これは Grub の "root"
+コマンドに相当します。例えば (hd0,1) です。</para>
+
+ <para><guilabel>追加文字列</guilabel>フィールドは起動時にカーネルに渡されるオプションを含みます。</para>
+
+ <para><guilabel>デフォルト</guilabel>がチェックされている場合、Grub はこのエントリを既定で起動します。</para>
+
+ <para><guilabel>上級</guilabel>と呼ばれる追加の画面では、<guilabel>ビデオ モード</guilabel>,
+<guilabel>initrd</guilabel> ファイル, <guilabel>ネットワーク プロファイル</guilabel> (<xref
+linkend="draknetprofile"/> を参照) をドロップ ダウン リストで選択できます。</para>
+ </listitem>
+
+ <listitem>
+ <para>Grub2 もしくは Grub2-efi の場合 (Legacy モードで既定で用いられるブート ローダと UEFI モード):</para>
+
+ <para>この場合、<guilabel>デフォルト</guilabel>と書かれたドロップ ダウン リストがすべての選択可能なエントリを表示します;
+既定の項目にしたいものをクリックしてください。</para>
+
+ <mediaobject>
+ <imageobject>
+ <imagedata fileref="drakboot3.png"/>
+ </imageobject>
+ </mediaobject>
+
+ <para><guilabel>追加文字列</guilabel>フィールドは起動時にカーネルに渡されるオプションを含みます。</para>
+
+ <para>他のオペレーティング システムがインストールされている場合、Mageia はお使いの Mageia
+の起動メニューにそれらを追加しようとします。この動作を望まない場合、<guilabel>他の OS
+がないか調べる</guilabel>のチェックを外してください。</para>
+
+ <para><guilabel>上級</guilabel>と呼ばれる追加の画面では、<guilabel>ビデオ
+モード</guilabel>が選択できます。Mageia をブート可能にすることを望まず、他の OS からチェイン
+ロードしたいのであれば、<guilabel>ESP や MBR に書き込まない</guilabel>をチェックして警告を受け入れてください。</para>
+
+ <mediaobject>
+ <imageobject>
+ <imagedata fileref="drakboot6.png"/>
+ </imageobject>
+ </mediaobject>
+
+ <warning>
+ <para>ESP にも MBR にもインストールしないことはそのシステムが他の OS からチェイン ロードされない限り起動できないことを意味します。</para>
+ </warning>
+
+ <para>多くの他のパラメータを設定するには <emphasis>Grub Customizer</emphasis>
+というツールを用いることができ、Mageia のリポジトリで利用可能です (下記参照)。</para>
+
+ <mediaobject>
+ <imageobject>
+ <imagedata fileref="drakboot4.png"/>
+ </imageobject>
+ </mediaobject>
+ </listitem>
+ </itemizedlist>
+</section> \ No newline at end of file