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<?xml version='1.0' encoding='utf-8'?><section xmlns="http://docbook.org/ns/docbook" xmlns:ns="http://docbook.org/ns/docbook" xmlns:ns3="http://www.w3.org/2000/svg" xmlns:ns4="http://www.w3.org/1999/xlink" xmlns:ns42="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" xmlns:ns5="http://www.w3.org/1999/xhtml" version="5.0" xml:lang="ja" xml:id="Select-and-use-ISOs">
<info>
<!-- Made by Lebarhon 2014 03 26
Lebarhon updated for Mageia 6 2016 12 16 (still waiting for clarification about 1.3.2-->
<title xml:id="Select-and-use-ISOs-ti1">ISO を選択して使用する</title>
</info>
<section>
<title>はじめに</title>
<para>Mageia は ISO イメージで配布されています。このページはどのイメージがあなたに合っているかを選ぶのを手助けします。</para>
<para>メディアには二つのグループがあります:</para>
<itemizedlist>
<listitem>
<para>クラシック インストーラ:
メディアの起動後に、何をインストールするかや対象システムをどう設定するかを選択できる一連の過程が続きます。これはインストールをカスタマイズするための最大限の柔軟性、特にどのデスクトップ環境をインストールするかの選択を提供します。</para>
</listitem>
<listitem>
<para>ライブ メディア: インストールすることなく実際の Mageia
システムでメディアをブートすることができ、インストール後の環境を見ることができます。インストールの過程はよりシンプルですが、選択の幅はより狭くなります。</para>
</listitem>
</itemizedlist>
<para>詳細は次のセクションで説明します。</para>
</section>
<section>
<title>メディア</title>
<section>
<title>定義</title>
<para>ここで、メディアとは Mageia のインストールや更新を行うことを可能にする ISO イメージ ファイルのことで、延長線上で考えると ISO
ファイルから複製された物理的なディスクです。</para>
<para>これらは<link ns4:href="http://www.mageia.org/ja/downloads/">こちら</link>で見つかります。</para>
</section>
<section>
<title>クラシック インストール メディア</title>
<section>
<title>共通の機能</title>
<itemizedlist>
<listitem>
<para>これらの ISO は drakx と呼ばれる伝統的なインストーラを使用します。</para>
</listitem>
<listitem>
<para>これらはクリーン インストールもしくは以前のリリースからの更新を行うことができます。</para>
</listitem>
<listitem>
<para>32 ビットと 64 ビットのアーキテクチャでメディアは異なります。</para>
</listitem>
<listitem>
<para>ようこそ画面で幾つかのツールが利用できます: Rescue System, Memory Test, Hardware Detection Tool</para>
</listitem>
<listitem>
<para>各 DVD はたくさんの利用可能なデスクトップ環境や言語を含んでいます。</para>
</listitem>
<listitem>
<para>インストール時に非フリーのソフトウェアを追加するか選択することになります。</para>
</listitem>
</itemizedlist>
</section>
</section>
<section>
<title>ライブ メディア</title>
<section>
<title>共通の機能</title>
<itemizedlist>
<listitem>
<para>HDD にインストールすることなくこのディストリビューションをプレビューするために使用でき、任意でお使いの HDD にインストールすることができます。</para>
</listitem>
<listitem>
<para>各 ISO は一つのデスクトップ環境 (Plasma, GNOME, Xfce) しか含んでいません。</para>
</listitem>
<listitem>
<para>32 ビットと 64 ビットのアーキテクチャでメディアは異なります。</para>
</listitem>
<listitem>
<para><emphasis role="bold">ライブ ISO はクリーン
インストールの際にのみ使用でき、以前のリリースからのアップグレードに用いることはできません。</emphasis></para>
</listitem>
<listitem>
<para>これらは非フリーのソフトウェアを含んでいます。</para>
</listitem>
</itemizedlist>
</section>
<section>
<title>ライブ DVD Plasma</title>
<itemizedlist>
<listitem>
<para>Plasma デスクトップ環境のみとなります。</para>
</listitem>
<listitem>
<para>すべての言語が利用できます。</para>
</listitem>
<listitem>
<para>64 ビットアーキテクチャ専用です。</para>
</listitem>
</itemizedlist>
</section>
<section>
<title>ライブ DVD GNOME</title>
<itemizedlist>
<listitem>
<para>GNOME デスクトップ環境のみとなります。</para>
</listitem>
<listitem>
<para>すべての言語が利用できます。</para>
</listitem>
<listitem>
<para>64 ビットアーキテクチャ専用です</para>
</listitem>
</itemizedlist>
</section>
<section>
<title>ライブ DVD Xfce</title>
<itemizedlist>
<listitem>
<para>Xfce デスクトップ環境のみとなります。</para>
</listitem>
<listitem>
<para>すべての言語が利用できます。</para>
</listitem>
<listitem>
<para>32 ビットと 64 ビットアーキテクチャに対応しています。</para>
</listitem>
</itemizedlist>
</section>
</section>
<section>
<title>起動のみの CD メディア</title>
<section>
<title>共通の機能</title>
<itemizedlist>
<listitem>
<para>各メディアは drakx インストーラを開始して drakx-installer-stage2
およびインストールを続行し完了するために必要な他のパッケージを見つけるのに必要なもの以外を含まない小さなイメージです。これらのパッケージは PC
のハード ディスク, ローカル ドライブ, ローカル ネットワーク, インターネットにあってもかまいません。</para>
</listitem>
<listitem>
<para>これらのメディアは非常に軽量 (100 MB 未満) で、DVD 全体をダウンロードするのに帯域幅が狭すぎる場合, DVD ドライブのない PC,
USB スティックからブートできない PC に便利です。</para>
</listitem>
<listitem>
<para>32 ビットと 64 ビットのアーキテクチャでメディアは異なります。</para>
</listitem>
<listitem>
<para>英語のみとなります。</para>
</listitem>
</itemizedlist>
</section>
<section>
<title>netinstall.iso</title>
<itemizedlist>
<listitem>
<para>フリー ソフトウェアのみを含んでおり、非フリーのソフトウェアを使用しないことを好む方々に向けたものとなります。</para>
</listitem>
</itemizedlist>
</section>
<section>
<title>netinstall-nonfree.iso</title>
<itemizedlist>
<listitem>
<para>非フリーのソフトウェア (大部分はドライバやコーデックなど) を含んでおり、これを必要とする方々に向けたものです。</para>
</listitem>
</itemizedlist>
</section>
</section>
</section>
<section>
<title>メディアのダウンロードとチェック</title>
<section>
<title>ダウンロード</title>
<para>ISO ファイルを選択したら、いつでも http もしくは BitTorrent
でダウンロードすることができます。いずれの場合においても、使用しているミラーや帯域幅が狭すぎる場合の変更の機会のような幾つかの情報をウィンドウが提供します。http
が選択された場合、下のようなものを見るかもしれません</para>
<mediaobject>
<imageobject> <imagedata fileref="Checking.png"/> </imageobject></mediaobject>
<para>md5sum と sha1sum は ISO の完全性をチェックするツールです。これらのいずれか一つだけを使用してください。いずれかを<link
linkend="integrity">後で使用するために</link>控えておいてください。次に、これと似たようなウィンドウが現れます:</para>
<mediaobject>
<imageobject> <imagedata fileref="Download.png"/> </imageobject></mediaobject>
<para>ラジオ ボタンを ファイルを保存する にチェックします。</para>
</section>
<section>
<title xml:id="integrity">ダウンロードしたメディアの完全性をチェックする</title>
<para>いずれのチェックサムもダウンロードしたファイルからアルゴリズムにより計算された16進の数字です。これらのアルゴリズムにあなたがダウンロードしたファイルから数字を再計算させると、同じ数字が得られてダウンロードしたファイルが正しいか、さもなければ異なる数字が得られて失敗していることになります。失敗はダウンロードをやり直すか
BitTorrent で修復を試みたほうがよいということを意味します。</para>
<para>端末を開きます。root である必要はありません:</para>
<para>- md5sum を使用するには、以下を入力します: [sam@localhost]$ <userinput>md5sum
path/to/the/image/file.iso</userinput></para>
<para>- sha1sum を使用するには、以下を入力します: [sam@localhost]$ <userinput>sha1sum
path/to/the/image/file.iso</userinput></para>
<para>その後、あなたのコンピュータで得られた数字と Mageia により提供される数字とを比較します (しばらく待つ必要があるかもしれません)。例:</para>
<mediaobject>
<imageobject> <imagedata fileref="../Md5sum.png"/> </imageobject></mediaobject>
<para/>
</section>
</section>
<section>
<title>ISO を焼くか書き込む</title>
<para>チェック済みの ISO は CD や DVD に焼くか、もしくは USB
スティックに書き込むことができます。これらの操作は単純なコピーではなく、ブート可能なメディアを作成しようとするものです。</para>
<section>
<title>ISO を CD/DVD に焼く</title>
<para>お好きなソフトウェアで焼いてください。ただし書き込み先デバイスが<emphasis
role="bold">イメージを焼く</emphasis>ように正しく設定されていることを確認してください。データやファイルを焼くのは正しくありません。<link
ns4:href="https://wiki.mageia.org/en/Writing_CD_and_DVD_images">Mageia
wiki</link> に詳しい情報があります。</para>
</section>
<section>
<title>ISO を USB スティックに書き込む</title>
<para>すべての Mageia の ISO はハイブリッドです。これはこれらを USB スティックに '書き込む'
ことができ、かつブートしてシステムをインストールするのに使用できることを意味します。</para>
<warning>
<para>フラッシュ デバイスへのイメージの "書き込み" はデバイス上のすべての既存のファイル システムを破壊します;
すべての他のデータは失われ、パーティションの容量はイメージのサイズに縮小されます。</para>
</warning>
<para>元の容量に戻すには、パーティション設定をやり直して USB スティックを再フォーマットしなければなりません。</para>
<section>
<title>Mageia 内でグラフィカル ツールを使用する</title>
<para><link
ns4:href="https://wiki.mageia.org/en/IsoDumper_Writing_ISO_images_on_USB_sticks">IsoDumper</link>
のようなグラフィカル ツールを使用できます</para>
</section>
<section>
<title>Windows 内でグラフィカル ツールを使用する</title>
<para>以下を試すことができます:</para>
<para>- <link ns4:href="http://rufus.akeo.ie/?locale=en_US">Rufus</link> では "ISO
image" オプションを使用します;</para>
<para>- <link ns4:href="http://sourceforge.net/projects/win32diskimager">Win32
Disk Imager</link></para>
</section>
<section>
<title>GNU/Linux システム内でコマンド ラインを使用する</title>
<warning>
<para>これを手動で行うことは潜在的に *危険* です。デバイス ID を間違えるとディスクのパーティションを上書きするおそれがあります。</para>
</warning>
<para>端末で dd ツールを使用することもできます:</para>
<orderedlist>
<listitem>
<para>端末を開きます</para>
</listitem>
<listitem>
<para><userinput>su -</userinput> コマンドで root になります (最後の '-' を忘れないでください)</para>
<mediaobject>
<imageobject> <imagedata fileref="../Root.png"/> </imageobject></mediaobject>
</listitem>
<listitem>
<para>USB スティックを挿入します (マウントしないでください、これはアクセスしたり読み込んだりする可能性のあるアプリケーションやファイル
マネージャを開かないということも意味します)</para>
</listitem>
<listitem>
<para>コマンド <userinput>fdisk -l</userinput> を入力します</para>
<mediaobject>
<imageobject> <imagedata fileref="../Fdisk.png"/> </imageobject></mediaobject>
<para>代わりに、<code>dmesg</code> コマンドでデバイス名を取得することができます: 末尾に <emphasis>sd</emphasis>
で始まるデバイス名が見え、この場合は <emphasis>sdd</emphasis> です:</para>
<screen>[72594.604531] usb 1-1: new high-speed USB device number 27 using xhci_hcd
[72594.770528] usb 1-1: New USB device found, idVendor=8564, idProduct=1000
[72594.770533] usb 1-1: New USB device strings: Mfr=1, Product=2, SerialNumber=3
[72594.770536] usb 1-1: Product: Mass Storage Device
[72594.770537] usb 1-1: Manufacturer: JetFlash
[72594.770539] usb 1-1: SerialNumber: 18MJTWLMPUCC3SSB
[72594.770713] usb 1-1: ep 0x81 - rounding interval to 128 microframes, ep desc says 255 microframes
[72594.770719] usb 1-1: ep 0x2 - rounding interval to 128 microframes, ep desc says 255 microframes
[72594.771122] usb-storage 1-1:1.0: USB Mass Storage device detected
[72594.772447] scsi host8: usb-storage 1-1:1.0
[72595.963238] scsi 8:0:0:0: Direct-Access JetFlash Transcend 2GB 1100 PQ: 0 ANSI: 4
[72595.963626] sd 8:0:0:0: [sdd] 4194304 512-byte logical blocks: (2.14 GB/2.00 GiB)
[72595.964104] sd 8:0:0:0: [sdd] Write Protect is off
[72595.964108] sd 8:0:0:0: [sdd] Mode Sense: 43 00 00 00
[72595.965025] sd 8:0:0:0: [sdd] No Caching mode page found
[72595.965031] sd 8:0:0:0: [sdd] Assuming drive cache: write through
[72595.967251] <emphasis>sdd</emphasis>: sdd1
[72595.969446] sd 8:0:0:0: [sdd] Attached SCSI removable disk</screen>
</listitem>
<listitem>
<para>お使いの USB スティックのデバイス名を探します (サイズを参考にする)。例えば上のスクリーンショットでは <code>/dev/sdb</code>
で、8GB の USB スティックです。</para>
</listitem>
<listitem>
<para>コマンドを入力します: # <userinput>dd if=path/to/the/ISO/file of=/dev/sdX
bs=1M</userinput></para>
<para>X=デバイス名 例: /dev/sdc</para>
<para>例: # <userinput>dd if=/home/user/Downloads/Mageia-6-x86_64-DVD.iso
of=/dev/sdb bs=1M</userinput></para>
</listitem>
<listitem>
<para>コマンドを入力します: # <userinput>sync</userinput></para>
</listitem>
<listitem>
<para>USB スティックを抜きます、これで完了です</para>
</listitem>
</orderedlist>
</section>
</section>
</section>
</section>
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