プリンタのインストールと設定 system-config-printer
はじめに Mageia では印刷は CUPS と呼ばれるサーバによって管理されます。これは自身の設定インターフェースを持ち、インターネット ブラウザでアクセスできますが、Mageia はプリンタをインストールするための system-config-printer と呼ばれる自身のツールを提供し、これは Fedora, Mandriva, Ubuntu, openSUSE のような他のディストリビューションと共有されます。 インストールを続行する前に non-free リポジトリを有効にしてください。これは幾つかのドライバがこの方法でしか利用できないためです。 プリンタのインストールは Mageia コントロール センターのハードウェア セクションで行われます。印刷とスキャンの設定のツール このツールはコマンド ラインから開始でき、system-config-printer を入力します。root のパスワードを訊かれます。 を選択します。 MCC は二つのパッケージのインストールを要求します:
task-printing-server task-printing-hp
続行するには、このインストールを受け入れる必要があります。最大で 230MB の依存パッケージが必要です。 プリンタを追加するには、プリンタの "追加" ボタンを選択します。システムはプリンタと利用可能なポートを検出しようとします。スクリーンショットはパラレル ポートに接続されたプリンタを表示しています。プリンタが検出された場合、USB ポートのプリンタのように、最初の行に表示されます。このウィンドウはネットワーク プリンタの設定も試みます。
自動検出されたプリンタ これは通常 USB プリンタに当てはまります。このユーティリティは自動的にプリンタの名前を探してそれを表示します。そのプリンタを選択して "次へ" をクリックします。そのプリンタに対する既知のドライバがある場合、それは自動的にインストールされます。複数のドライバがある場合や既知のドライバがない場合、次の段落で説明するようにウィンドウがドライバを選択もしくは提供するように指示します。 に続きます。
自動検出されないプリンタ ポートを選択する際、システムはドライバの一覧を読み込んでドライバを選択するためのウィンドウを表示します。選択は以下の選択肢のいずれかで行えます。 データベースからプリンターを選択する PPD ファイルを提供 ダウンロードするプリンタードライバーを検索 データベースからの選択により、ウィンドウはまずプリンタのメーカーを提案し、次にデバイスと関連ドライバを提案します。複数のドライバが提案された場合、推奨されるものを選択します。ただし、過去にそれを用いて問題に出くわした場合は動作することが分かっているものを選択します。
インストール プロセスの完了 ドライバを選択した後、システムがプリンタを示したり見つけたりできるようにするための幾つかの情報をウィンドウが要求します。最初の行はアプリケーション内で表示される利用可能プリンタの一覧における名前です。インストーラは次にテスト ページの印刷を提案します。この段階の後、プリンタが追加されて利用可能プリンタの一覧に現れます。
ネットワーク プリンタ ネットワーク プリンタは有線もしくは無線のネットワークに直接接続されたプリンタで、印刷サーバか、印刷サーバを動かしている別のワークステーションに接続されています。 しばしば、DHCP サーバを固定された IP アドレスとプリンタの MAC アドレスとを常に関連付けるのがよいでしょう。もちろん、固定アドレスがある場合、これは印刷サーバのプリンタに設定された IP アドレスと同一にするべきです。 プリンタの Mac アドレスはプリンタもしくはこれが接続された印刷サーバかコンピュータのシリアル番号で、プリンタによって表示される設定ページから得られるか、もしくはプリンタや印刷サーバのラベルに書かれているかもしれません。お使いの共有プリンタが Mageia システムに接続されている場合、同システム上で ifconfig を root として実行して MAC アドレスを探します。これは "HWaddr" の後の数字とアルファベットの並びです。 お使いのコンピュータとネットワーク越しにやりとりするプロトコルを選択することでネットワーク プリンタを追加することができます。どのプロトコルを選択するのか分からない場合、デバイスメニューのネットワークプリンター - ネットワークプリンターを検索の選択肢を試すことができ、右側の "ホスト" というボックスにプリンタの IP アドレスを入力します。 このツールがお使いのプリンタもしくは印刷サーバを認識した場合、これはプロトコルとキューを提案しますが、下の一覧からより適切なものを選択したり、一覧にない場合に正しいキュー名を入力したりすることができます。 プリンタもしくは印刷サーバに付属の文書を参照してサポートされるプロトコルと指定可能なキュー名を探してください。
ネットワーク印刷プロトコル 現在の技術の一つにヒューレット パッカードによって開発され JetDirect として知られるものがあります。これはイーサネット ポートによってネットワークに直接接続されたプリンタにアクセスできるようにします。プリンタがネットワーク上でどの IP アドレスでアクセスできるかを知らなければなりません。この技術はプリンタを接続するための USB ポートを含む幾つかの ADSL ルータの内部でも用いられています。この場合、IP アドレスはルータのものとなります。ツール "Hp Device manager" は動的に設定された IP アドレスの管理ができ、hp:/net/<name-of-the-printer> のような URI を設定します。この場合、固定 IP アドレスは必要ありません。 項目 AppSocket/HP JetDirect をプロトコルとして選択してアドレスをホスト: に設定し、ポート番号は変更する必要があると分かっていなければ変更しません。プロトコルの選択後、ドライバの選択が上と同様にあります。 他のプロトコル: インターネット印刷プロトコル (ipp): IPP プロトコルにより TCP/IP ネットワーク上でアクセス可能なプリンタで、例えば CUPS を用いたマシンに接続されたプリンタです。このプロトコルは幾つかの ADSL ルータによっても用いられることがあります。 インターネット印刷プロトコル (https): ipp と同様ですが、http 転送と TLS の安全なプロトコルを用いています。ポートが定義されている必要があります。既定では、ポート 631 が用いられます。 インターネット印刷プロトコル (ipps): ipp と同様ですが、TLS の安全なプロトコルを用いています。 LPD/LPR ホストまたはプリンター: LPD プロトコルにより TCP/IP ネットワーク上でアクセス可能なプリンタで、例えば LPD を用いたマシンに接続されたプリンタです。 Samba 経由の Windows プリンター: Windows が動作しているマシンもしくは SMB サーバに接続かつ共有されたプリンタです。 URI は直接追加することもできます。以下に URI の形式の幾つかの例を示します: Appsocket socket://ip-address-or-hostname:port インターネット印刷プロトコル (IPP) ipp://ip-address-or-hostname:port-number/resource http://ip-address-or-hostname:port-number/resource ライン プリンタ デーモン (LPD) プロトコル lpd://username@ip-address-or-hostname/queue 追加の情報が CUPS のドキュメントで見つかります。
デバイスのプロパティ デバイスのプロパティにアクセスできます。メニューから CUPS サーバへアクセスできます。既定では CUPS サーバはお使いのシステム上で実行されますが、異なるものをサーバ | 接続... メニューで指定でき、サーバ | 設定をたどると別のウィンドウでサーバの他の特定のパラメータの調整が行えます。
トラブルシューティング /var/log/cups/error_log を詳しく調べることで印刷時にエラーが発生した際の幾つかの情報が探せます。 ヘルプ | トラブルシューティング メニューを用いて問題を分析するツールにアクセスすることもできます。
特別な場合 It is possible that some drivers for specific printers are not available in Mageia or are not functional. In this case, have a look at the openprinting site to check if a driver for your device is available. If yes, check if the package is already present in Mageia and in this case install it manually. Then, redo the installation process to configure the printer. In all cases, report the problem in bugzilla or on the forum if you are comfortable with this tool and furnish the model and driver information and whether the printer works or not after installation. Here are some sources to find other up-to-date drivers or for more recent devices. Brother printers This page give a list of drivers provided by Brother. Search the driver for your device, download the rpm(s) and install. You should install Brother drivers before running the configuration utility. Hewlett-Packard printers and All in one devices These devices use the hplip tool. It is installed automatically after the detection or the selection of the printer. You can find other information here. The tool "HP Device Manager" is available in the System menu. Also view configuration for the management of the printer. A HP All in one device must be installed as a printer and the scanner features will be added. Note that sometimes, the Xsane interface doesn't allow to scan films or slides (the lighting slid can't operate). In this case, it is possible to scan, using the standalone mode, and save the picture on a memory card or USB stick inserted in the device. Afterwards, open your favourite imaging software and load your picture from the memory card which is appeared in the /media folder. Samsung colour printer For specific Samsung and Xerox colour printers, this site provides drivers for the QPDL protocol. Epson printers and scanners Drivers for Epson printers are available from this search page. For the scanner part, you must install the "iscan-data" package first, then "iscan" (in this order). A iscan-plugin package can also be available and is to install. Choose the rpm packages according to your architecture. It is possible that the iscan package will generate a warning about a conflict with sane. Users have reported that this warning can be ignored. Canon printers For Canon printers, it may be advisable to install a tool named turboprint available here .