ファイアウォール
このセクションでは幾つかのシンプルなファイアウォール ルールを設定可能にします:
これらはインターネットからどの種類のメッセージを対象システムを通して受け入れるかを決定します。これは、順番に、システム上の対応するサービスをインターネットからアクセス可能にします。
既定の設定では、どのボタンもチェックされません - システムのどのサービスもネットワークからアクセスできません。"すべて
(ファイアウォールなし)" ボタンには特別な役割があります: マシンのすべてのサービスを有効にします -
完全に無防備なシステムを作るだけなのでインストーラの中では大きな意味のないオプションです。これの本来の用途は Mageia コントロール センター
(同一の GUI レイアウトを使用しています) の中でテストやデバッグの目的で一時的にファイアウォールのすべてのルールを無効化することです。
他のすべてのチェック ボタンは多かれ少なかれ明白なものです。例えば、マシン上のプリンタをネットワークからアクセス可能にしたい場合は "CUPS サーバ"
ボタンをチェックします。
上級
チェック ボタンの集まりは最も一般的なサービスのみを含んでいます。"上級" ボタンにより、チェック
ボタンのないサービスに対応するメッセージを有効にできます。"上級" ボタンはウィンドウを開き、そこでは対の一覧
(空白区切り) を入力することで複数のサービスを有効にできます
<ポート番号>/<プロトコル>
- <ポート番号>は有効にしたいサービスに割り当てられるポートの値 (例 RSYNC サービスの場合
873) で、RFC-433 で定められています;
- <プロトコル> は TCP もしくは
UDP のいずれかです - そのサービスによって用いられるインターネット プロトコルです。
したがって、例えば、RSYNC サービスへのアクセスを有効にするための記述は 873/tcp となります。
サービスが両方のプロトコルで実装されている場合においては、同一ポートに対する 2 組を指定します。