ユーザとスーパ ユーザの管理
管理者 (root) のパスワードを設定する: Mageia のインストールされたすべての環境でスーパ ユーザもしくは管理者のパスワードを設定することが望ましいです。これは通常、Linux の root パスワードと呼ばれます。一番上の入力欄にパスワードを入力すると、キーが押されるごとに盾の色がパスワードの強度によって赤から黄色そして緑へと変化します。緑色の盾は強固なパスワードを使用していることを示します。最初のパスワード入力欄のすぐ下の欄には同じパスワードを繰り返し入力する必要があり、これは最初のパスワードをタイプ ミスしていないかを比較によってチェックします。 すべてのパスワードは大文字と小文字を区別し、パスワードの中でアルファベット (大文字と小文字), 数字, 他の文字を混在させて使うのが最適です。
ユーザを入力する ここでユーザを追加します。ユーザはスーパ ユーザ (root) よりも権限が少ないですが、インターネットやオフィス アプリケーションを使用したりゲームで遊んだり普通のユーザが自分のコンピュータで何か他のことを行ったりするのには十分です。 アイコン: このボタンをクリックすると、このユーザのアイコンを変更します。 本名: このテキスト ボックスにこのユーザの本名を入力します。 ログイン名: このユーザのログイン名をここに入力します。もしくは drakx がユーザの本名をもとにログイン名を決定します。このログイン名は大文字と小文字を区別します。 パスワード: このテキスト ボックスにユーザのパスワードを入力するべきです。テキスト ボックスの右端にはパスワードの強度を示す盾が表示されます。(も参照) パスワード (再入力): 再びユーザのパスワードをこのテキスト ボックスに入力します。drakx はユーザ パスワードの両方のテキスト ボックスに同じパスワードを入力したかをチェックします。 Mageia のインストール時に追加したユーザには、読み書きの両方で保護されたホーム ディレクトリ (umask=0027) が用意されます。 更に必要なユーザがあれば、インストールの設定 - まとめのステップで追加できます。ユーザの管理を選択してください。 アクセス権はインストール後に変更することもできます。
ユーザの高度な管理 上級ボタンをクリックすると、追加中のユーザ向けの設定を編集する画面が表示されます。 更に、ゲスト アカウントを無効化もしくは有効化することが可能です。 既定のゲスト アカウント rbash が自分の /home ディレクトリ内に保存したものはログアウト時に削除されます。このゲストは大事なファイルを USB キーに保存するのがよいでしょう。 ゲスト アカウントを有効にする: ここでゲスト アカウントを有効化もしくは無効化することができます。このゲスト アカウントは来客をこの PC にログインして使用できるようにしますが、通常のユーザよりも権限が限られています。 シェル: このドロップ ダウン リストでは前の画面で追加中のユーザが使用するシェルを Bash, Dash, Sh から選択して変更できます。 ユーザ ID: ここでは前の画面で追加中のユーザのユーザ ID を設定できます。これは数字です。何をしているのか分かっているのでなければ空欄のままにしてください。 グループ ID: グループ ID が設定できます。これも数字で、通常はユーザ ID と同じ値です。何をしているのか分かっているのでなければ空欄のままにしてください。