ソフトウェアの管理 (ソフトウェアの追加と削除) rpmdrake
rpmdrake の紹介 このツール このツールはコマンド ラインから開始でき、rpmdrake を root として入力します。 は drakrpm とも呼ばれ、パッケージのインストール, アンインストール, 更新を行うプログラムです。これは URPMI のグラフィカル ユーザ インターフェースです。起動のたびに、これは Mageia の公式サーバから直接ダウンロードしたオンラインのパッケージ一覧 ('メディア' と呼ばれます) をチェックし、お使いのコンピュータで利用できる最新のアプリケーションやパッケージを表示します。フィルタ システムは特定の種類のパッケージのみを表示できるようにします: インストール済みのアプリケーションのみを表示する (既定) ことや、利用可能な更新のみを表示することができます。インストールされていないパッケージのみを見ることもできます。パッケージ名, パッケージの説明の概要もしくは説明文全体, パッケージに含まれるファイル名で検索することもできます。 rpmdrake が動作するためには、リポジトリが で設定されている必要があります。 インストールの間、設定済みのリポジトリはインストールに用いられるメディアで、一般的には DVD もしくは CD です。このメディアをそのままにすると、rpmdrake はパッケージをインストールしたいときに毎回このポップアップ ウィンドウで指示を出します: 上のメッセージが邪魔で、かつ厳しすぎるダウンロード制限のない優れたインターネット接続がある場合、そのメディアを削除して でオンライン メディアを設定して置き換えるのがよいでしょう。 その上、オンラインのリポジトリは常に最新の状態で、よりたくさんのパッケージを含んでおり、インストール済みのパッケージを更新することができます。
画面のメイン部分 パッケージの種類のフィルタ: このフィルタでは特定の種類のパッケージのみを表示することができます。最初にこのマネージャを開始したときには、グラフィカル インターフェースのあるアプリケーションのみが表示されます。すべてのパッケージとそれらが依存するすべてのパッケージやライブラリもしくは、アプリケーションのみ, 更新のみ, Mageia のより新しいバージョンからバックポートされたパッケージのようなパッケージ グループのみのいずれかを表示することができます。 既定のフィルタ設定は Linux や Mageia の初心者、コマンド ラインや専門家向けのツールを求めない人に向けたものとなっています。あなたがこのドキュメントを読んでいるということは、Mageia の知識を向上させることに明らかに興味をお持ちですから、このフィルタを "すべて" にするのが一番です。 パッケージの状態のフィルタ: このフィルタではインストール済みのパッケージのみ, 未インストールのパッケージのみ, インストール済みと未インストールの両方・すべてのパッケージのいずれかを表示できます。 検索モード: このアイコンをクリックしてパッケージ名, 概要, 説明文全体, パッケージ内のファイルのいずれかで検索を行います。 "検索" ボックス: ここに一つ以上のキーワードを入力します。複数のキーワードを使用したい場合は単語間に '|' を入力します。例えば "mplayer" と "xine" を同時に検索するには 'mplayer | xine' と入力します。 すべて削除: このアイコンをクリックすると "検索" ボックスに入力したすべてのキーワードを消すことができます。 カテゴリ一覧: このサイド バーはすべてのアプリケーションやパッケージを分かりやすいカテゴリとサブ カテゴリにグループ化します。 説明文パネル: このパネルはパッケージの名前, 概要, 説明文全体を表示します。これは選択パッケージについての多くの有用な要素を表示します。これはパッケージの詳細も表示でき、パッケージ内に含まれるファイルに加え、メンテナによる直近の変更の一覧も表示できます。
状態のコラム いったん正しくフィルタを設定すると、ソフトウェアをカテゴリ (上の領域 6) か 名前/概要/説明文 のいずれかを領域 4 を用いて探すことができ、条件を満たすパッケージの一覧が表示されます。それから、選択されたメディアは各パッケージがインストール済み/未インストール/更新などによって異なる状態のマーカーとともに表示されることを忘れないでください。この状態を変更するには、パッケージ名の左にあるボックスのチェックを入れたり外したりして適用をクリックします。 <tgroup cols="2" align="left"> <colspec align="center"/> <thead> <row> <entry align="center">アイコン</entry> <entry valign="middle" align="center">説明</entry> </row> </thead> <tbody> <row> <entry><mediaobject> <imageobject> <imagedata fileref="../rpmdrake2.png"/> </imageobject> </mediaobject></entry> <entry valign="middle">このパッケージは既にインストールされています</entry> </row> <row> <entry><mediaobject> <imageobject> <imagedata fileref="../rpmdrake3.png"/> </imageobject> </mediaobject></entry> <entry valign="middle">このパッケージはインストールされます</entry> </row> <row> <entry><mediaobject> <imageobject> <imagedata fileref="../rpmdrake4.png"/> </imageobject> </mediaobject></entry> <entry valign="middle">このパッケージは変更できません</entry> </row> <row> <entry><mediaobject> <imageobject> <imagedata fileref="../rpmdrake5.png"/> </imageobject> </mediaobject></entry> <entry valign="middle">このパッケージは更新です</entry> </row> <row> <entry><mediaobject> <imageobject> <imagedata fileref="../rpmdrake6.png"/> </imageobject> </mediaobject></entry> <entry valign="middle">このパッケージはアンインストールされます</entry> </row> </tbody> </tgroup> </table></para> <para>上のスクリーンショットにおける例:</para> <itemizedlist> <listitem> <para>digikam (緑の矢印はインストール済みを示します) のチェックを外した場合、状態のアイコンは上矢印のある赤いアイコンになり、<guibutton>適用</guibutton>をクリックするとアンインストールされます。</para> </listitem> </itemizedlist> <itemizedlist> <listitem> <para>qdigidoc (未インストール, 状態を参照) にチェックした場合、下矢印のあるオレンジのアイコンが現れ、<guibutton>適用</guibutton>をクリックするとインストールされます。</para> </listitem> </itemizedlist> </section> <section> <title>依存パッケージ 幾つかのパッケージは動作するために依存パッケージと呼ばれる他のパッケージを必要とします。それらは例えばライブラリやツールです。この場合、Rpmdrake は情報ウィンドウを表示し、選択された依存パッケージを受け入れるかどうかの選択ができ、詳しい情報も得られます (上を参照)。必要とされるライブラリを幾つかのパッケージが提供する場合も起こりえますが、その場合 rpmdrake は代替の一覧を表示し、詳しい情報を得るためのボタンとどのパッケージをインストールするかを選択する別のボタンが利用できます。